継続は力なり!自宅でじっくり行えるホームホワイトニング

継続は力なり!自宅でじっくり行えるホームホワイトニング
歯を白くしたい!
皆さん一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。
男女問わずテレビ番組や雑誌で綺麗な白い歯の人を見ると憧れますよね。
反対に歯が黄ばんでいて歯並びもガタガタだとどうしても不潔な印象を与えてしまいかねません。
歯の白さは歯並びと同じくらい、その人の顔貌の印象に影響を与えると言われています。
歯を白くする時に皆さんはどんな方法を考えますか?
毎日綺麗に歯磨きをして、ご自分で思っているような綺麗な白い色になっているでしょうか?
食事や飲み物の影響で、私たちの歯は日々着色のリスクに晒されていると言っても過言ではありません。着色のリスクを回避しながら過ごすのはそれほど難しいのです。
そんな中で、白く綺麗な歯を手に入れるためには「ホワイトニング」という手段が効果的です。
さて、これをお読みの方は、ホワイトニングという言葉を一度は聞かれたことがあると思います。そのホワイトニングについて、少しでも理解を深めてもらいたいと考えています。
今回は自宅で行えるホワイトニングについて説明していきます。
これからホワイトニングを始めようと思っている方も参考になさってください。
ホワイトニングについて
ホワイトニングの前に行うと歯の白さにより効果的な歯のクリーニングをまず知ってください。
一般的に歯のクリーニングとは、歯の表面についた色素を専用の器具を使って落とす事を言います。
歯の色が気になる人の中には、ヤニや茶渋などの色素の付着が原因で歯が黄色くなっていることがあり、その場合歯のクリーニングだけでもかなり白くなります。
しばらく歯のクリーニングを受けていなければ、まずはクリーニングを受けてみてください。
さらに、ホワイトニングを始めるにもこのクリーニングは有効です。
歯の表面の汚れは、ホワイトニング剤の成分の浸透を阻害し、効果が半減してしまいます。
歯を白くする第一歩は歯のクリーニングからです。
そして、ホワイトニングは、歯の表面の色素沈着を落とすクリーニングと違い、歯そのものの色を白くします。
≪色が濃いもの≫
・醤油
・味噌
・緑黄色野菜
・カレーライス
≪ポリフェノールを含むもの≫
・ブドウ
・チョコレート
・赤ワイン
≪カテキンやタンニンを含むもの≫
・コーヒー
・紅茶
・緑茶などのお茶系
よく口にする飲食物には着色リスクの高いものが多いことを知っていただけたのではないでしょうか。
これらの着色リスクが高いものを摂取し続けていると歯の表面だけでなく、その内部にまで影響を及ぼし、だんだんと歯が黄ばんで見えるようになります。
こうなるとクリーニングでいくら歯の表面を掃除したとしても、白く綺麗な歯にすることはできません。
そんな時に行う手段が「ホワイトニング」なのです。
ホワイトニングは歯の中にまで染みついた色素を分解することにより、歯本来の白さを取り戻すのです。
具体的には、高濃度過酸化水素を含む薬剤を歯の表面に塗ることで、歯を白くします。
過酸化水素には着色の原因になっている歯の有機物を分解してくれる効果があります。
そのおかげで歯が白くなるのです。
お洗濯で漂白剤を使用し、服を白く染めるイメージです。
ホームホワイトニングとは
ホワイトニングの方法には大きく分けて二つあります。
一つは、「オフィスホワイトニング」と言い、歯科医院で行う方法です。
高濃度の薬剤を使用するため即効性があり、早く歯を白くしたいという方にオススメです。
もう一つが「ホームホワイトニング」という方法です。
これは自宅で行うホワイトニングです。
歯科医院でマウスピースを作り、専用の薬剤をマウスピースに塗り装着します。
装着時間は1日2時間ほどです。これを約2週間行います。
ホームホワイトニングで使用する薬剤には過酸化尿素がおよそ10%含まれています。
ご自宅で行うものなので、オフィスホワイトニングの時に使う薬剤より濃度が低くなります。
ホームホワイトニングでは濃度の低い薬剤をゆっくりと時間をかけて浸透させるため、着色物の分解もゆっくりになります。
歯が白くなるには時間が掛かりますが、その分内部まで薬剤がしみわたるので、色戻りもゆっくりになります。
≪ホームホワイトニングのメリット≫
・自宅で好きなタイミングで行える
ホームホワイトニングの最大のメリットは自宅で行えることです。
オフィスホワイトニングの場合は、歯科医院を訪れる必要があります。
しかし、ホームホワイトニングの場合はマウスピースが壊れない限り薬剤を追加購入するだけで済みます。
例えば、就寝時間の2時間前などに装着をすることを日課にすれば無理なく続けることができます。
・効果が長持ちする
ホワイトニングを始める方にまずご理解いただきたいのが、ホワイトニングを行った後、やがてまた色もどりをしてしまうということです。
その期間は、食事や飲み物の種類によって差が出ます。
ホームホワイトニングは薬剤をじっくりと歯に浸透させるため、オフィスホワイトニングよりも効果が長持ちします。
・シミが出にくい
ホワイトニング液の影響で、一時的に歯のシミが出やすいですが、ホームホワイトニングの場合、低濃度を使用するので、シミが出にくいです。
≪ホームホワイトニングの注意点≫
・効果が出るまで時間が掛かる
オフィスホワイトニングの場合は施術を行ったその日の内に効果が実感できます。
一方、ホームホワイトニングの場合は効果を実感できるまでにおよそ2週間かかります。
結婚式直前など急いで歯を白くしたいという方はオフィスホワイトニングの方が良いでしょう。
また、毎日マウスピースを装着するのが面倒くさいという方は効果が実感できるまでに止めてしまう恐れがあるのでオススメできません。。
まとめ
歯を白くする効率的な方法としてホワイトニングがあります。
その中でもホームホワイトニングは、自宅で行うことができる手軽さにメリットがあります。
また、自分のタイミングで行える魅力もあります。
その際、薬剤をじっくり浸透させることで、効果が実感できるまでに時間が掛かりますが、その分効果は長持ちします。
また、じっくりとホワイトニングを行うことで、自分が理想とする白い歯に近づけていくこともできるので、質問、興味のある方は是非歯科医院で相談してみてください。