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歯医者さんで麻酔をした後に食事で気をつけること

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  • 2018.08.03

 

歯医者さんで歯を抜いたり、神経を抜いたりなどの歯科治療をするほとんどの場合は麻酔後に

治療をします。

歯医者さんで使う麻酔には、どんな種類のものがあるかご存知ですか?

また大人と子どもでは効果に違いがあるということはあまり知られていないように思います。

 

今回は歯医者さんで治療に使われる麻酔はどれくらいの持続時間があるのか、どのくらいの

時間をあければいいかなど、麻酔の後の食事についてお伝えして行きたいと思います。

 

お子さんの虫歯治療に是非参考にされてください。

 

 

 

 

 

《目次》

◆麻酔が効いている時の食事は控えましょう!

◆麻酔の持続時間はどれくらい?

◆麻酔薬を使用した際に食事で気をつけること

◆まとめ

 

 

◆麻酔が効いている時の食事は控えましょう!

歯医者さんでは虫歯がひどくなり神経をとったり、歯を抜いたりする際の多くの場面で

麻酔を使用します。

麻酔が効いている際に食事を控えるように促されても、子どもはお腹が空くと何か食べ物を

欲しがります。

子どもにとって空腹を我慢するということは難しいことなので、その際の対処法を

お伝えしたいと思います。

 

・麻酔中の食事がNGの理由

誰でも経験したことがあるかと思いますが、

麻酔が効いていると口の中の感覚が鈍くなります。

感覚が鈍くなるということは誤って噛んだり、

熱いものを食べて口の中をやけどしても気づかないということです。

麻酔が効いているときに食事を控えるように言われる一番の理由です。

 

 

・麻酔中にどうしても食べたいとき

子どもは麻酔が効いている時でも空腹を我慢するのはなかなか

難しいかと思います。その時はなるべく柔らかい食べ物や熱くない

食べ物を選ぶといいでしょう。そしてゆっくり食べるようにと

伝えてあげてください。

なるべくお子どもが空腹にならない時間帯に歯医者さんの

予約をすることや食事をしている時にお子さんの様子を見守ることも大切です。

 

◆麻酔の持続時間はどれくらい?

それでは、麻酔はどのくらいの時間できれるのでしょうか?

麻酔の効き目や時間は人によって違うので、

全員が同じというわけではありません。

体格の大きさに違いのある大人と子どもでも麻酔が効く時間が変わってきますし、

麻酔薬、打つ場所によっても変わってくるので、必ず医師に確認しておきましょう。

それでは参考までに歯医者さんで使用する局所麻酔の種類についてお伝えします。

 

・麻酔の種類

歯医者さんで使用する局所麻酔には大きく分けて3種類があります。

継続時間はあくまで参考程度に見てください。

 

  • 表面麻酔

注射で行う麻酔の前に行う麻酔です。

注射での痛みを軽減させるために歯茎に塗って、歯茎の感覚を麻痺させます。

表面に塗るだけなので持続時間は短く10分程度です。

 

 

  • 浸潤麻酔

痛みのある歯肉に直接注射をします。昔に比べて注射針も細くなったり、

少し温めることで「麻酔での痛み」を工夫しています。

持続時間は大人で約1時間〜3時間程度

子どもは大人に比べて体も小さいので薬の量が少なくなります。

継続時間は約1時間〜2時間程度です。

 

 

  • 伝達麻酔

親知らずを抜く時によく使用される麻酔です。

浸潤麻酔では補いきれない下顎の奥歯などに使用します。

伝達麻酔をすることで治療が終わった後も痛みを軽減できるメリットがあります。

持続時間は大人で約5時間〜6時間程度

子ども半日程度効いている場合もあります。

 

 

◆麻酔薬を使用した際に食事で気をつけること

麻酔をした後に食事で気をつけることはどんなことでしょう。

大人は空腹の状態を自分自身でコントロールできますが、

お子さんはなかなか自分でコントロールすることはできないかと思います。

 

麻酔で治療をしたすぐ後は麻酔が完全に効いている状態なので、

食事をすることを避けた方がいいです。

ただ麻酔がきれるまで食事をしないことは難しいので、

食事の際気をつけることをお伝えしていきます。

 

・唇を噛まないように注意する

麻酔は唇まで効いているので誤って噛んでも気づかないことがほとんどです。

後々噛んだところが口内炎になることもあるので気を付けましょう。

 

・やけどに注意

麻酔中は熱いものも感じにくいので、やけどに注意しましょう。

 

・おすすめの食事

なるべく柔らかく、熱くないものを選びましょう。

硬いものだと誤って噛んでしまいそこから口内炎になる場合もあります。

出血しても気づかないこともあるので麻酔が効いている時はいつも以上に

注意して食事をとってください。

おやつであれはゼリーやプリンなどの柔らかいものがおすすめです。

食事であればお豆腐やおうどんなどもおすすめです。

ただ熱いものはしっかり冷まして食べましょう。

◆まとめ

いかがでしたか?麻酔が終わってから食事で気をつけることが

お分かりいただけたかと思います。

お子さんの空腹をコントロールすることはなかなか難しいかと思います。

もし麻酔が効いているときに「お腹が空いた」と言われた場合は注意して

食事をとらせてあげてください。

 

執筆/ひらかわ歯科医院 院長 平河貴大